住宅地に“3頭のクマ”出没…親子か 動かずに葉をムシャムシャ 岩手・花巻市
岩手・花巻市の住宅地にクマが現れました。猟友会の男性が山に帰るように大きな声を出しても、なかなか動こうとしなかったクマ。子どもとみられるクマ2頭を連れていたようです。
27日午前9時ごろ、岩手・花巻市で猟友会の男性が撮影した映像には、藪の中で動いているクマが映っています。
撮影者
「ほら、行け!帰れ! ほら、帰りなさい!」
男性が大きな声を出しても、クマはなかなか動こうとしません。
撮影者
「帰って!行け!行け! 帰れ!帰りなさい!」
すると、画面の手前から2頭の小さいクマが姿を見せました。親子でしょうか。3頭のクマは林の奥に入っていきました。
花巻市猟友会 藤沼弘文会長
「あまり帰らないからおかしいな、と思って見たら子どもがいた。子どもが帰ってくるのを待っていたんでしょ」
親子とみられるクマが目撃されたのは、住宅地の近くの森の中です。
花巻市猟友会 藤沼弘文会長
「山が近いから、しょっちゅう出るんですよ」
数時間後、取材班がクマが目撃された場所へ行くと、同じクマかはわかりませんが、むしゃむしゃと葉を食べていました。
28日時点で被害の情報は入っていません。