台風6号は、鹿児島県の西の海上をゆっくり北上中です。鹿児島県の一部が暴風域に入っていて、種子島、屋久島地方には一時、線状降水帯発生情報が発表されました。鹿児島市内から中継です。

　　　　◇

鹿児島市にある鹿児島読売テレビ本社前から安全を確保してお伝えします。鹿児島市内ではこの時間になって、一段と雨風ともに強くなってきました。木がしなるほどの強い風が吹き、また、目を開けていられないほどの強い雨が横殴りに降っています。

現在、鹿児島市や日置市など29の市町村に、大雨警戒レベル4の避難指示がだされています。

鹿児島県の南西部に位置する枕崎市では9日朝、41.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。この強風のため、信号機が倒れるなどの被害がでています。

種子島・屋久島地方には9日午前、線状降水帯の発生情報がだされました。

10日昼までに予想される雨の量はいずれも多いところで、薩摩、大隅地方で300ミリ、種子島・屋久島地方で200ミリとなっています。

気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。