小林製薬「紅麹」問題 新たに1人の死亡が判明、計5人に
小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害の問題で、新たに1人が亡くなっていたことが分かりました。
小林製薬と取引があった複数の会社によりますと、「紅麹」に関する商品の自主回収などにかかった費用について、小林製薬側が補償する意向を示しているということです。
現在、それぞれの企業と個別に対応し、補償の範囲や金額についても検討中とみられています。
また、小林製薬は29日、新たに「紅麹コレステヘルプ」を摂取した1人が腎臓の疾患を発症し、死亡していたことが分かったと発表しました。一連の問題による死亡者は、これで5人目となりました。
こうした中、小林製薬は問題の公表から1週間となる29日午後、大阪市内で2度目の記者会見を開くとしていて、健康被害の原因などに言及があるのか注目されます。