小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントで健康被害が相次いでいる問題を受け、武見厚労相は問い合わせに対応するコールセンターの設置準備を進めていることを明らかにしました。

小林製薬の紅麹原料を含むサプリメントをめぐっては28日までに、摂取した人のうち5人が死亡、93人が入院しているほか、小林製薬に少なくとも1万2000件の相談が寄せられています。

こうしたことを受け、武見厚労相は摂取した一般の人や、小林製薬が紅麹原料を卸している企業などの事業者が相談できるコールセンターを設置すると発表しました。

電話のみでの受け付けを想定していますが、今後詳細を検討し、できるだけ早い段階で開設するということで、厚労省は「不安の払拭につとめたい」としています。