台湾で小林製薬の「紅麹原料」サプリ服用女性、腎不全を発症 現地メディア
台湾メディアは、小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを服用していた70代の女性が、腎不全を発症していたと報じました。
小林製薬の紅麹原料をめぐっては、これまで台湾の業者2社が輸入していたことが確認され、台湾当局は原料および原料を使った製品の回収を呼びかけています。
こうした中、台湾メディアの聯合報は、高雄市に住む70代の女性が、3、4年前から小林製薬の紅麹原料を使い台湾のメーカーが製造しているサプリメントを摂取し、去年3月、急性腎不全を発症していたと報じました。女性の夫から情報提供があったということです。
台湾の衛生当局も女性側からの訴えを受け治療歴などを確認しているほか、小林製薬に対し日本での健康被害について調査結果の報告を求めているということです。