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交信方法の改善点など検討 有識者会議を来週開催へ 航空機衝突事故

2024年1月12日 13:50
交信方法の改善点など検討 有識者会議を来週開催へ 航空機衝突事故

日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故を受け、斉藤国土交通相は、パイロットと管制官の交信方法の改善点などを検討する有識者会議を来週、開催することを明らかにしました。

今回の事故では、海保機が管制官の指示を誤認して滑走路に進入した可能性や、誤って進入したことを知らせるシステムが作動していたものの管制官が気づかなかったことなどが指摘されています。

こうした問題を受け、国土交通省はヒューマンエラーを防ぐための有識者会議を新たに設置し、今月19日に初会合を開くということです。

会議では、誤進入を管制官に知らせるシステムにアラーム音をつけることが可能かどうかや、パイロットと管制官が交信する際の言葉の使い方の見直しなど、ハード面とソフト面、両面での検討を進め、夏には中間的な取りまとめを行う予定です。