モデルナ“オミクロン株対応ワクチン”あすにも厚労省に承認申請へ
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応するワクチンについて、アメリカのバイオ医薬品メーカー、モデルナが10日にも、厚生労働省に承認を申請する見通しであることがわかりました。
関係者によりますと、モデルナが10日にも製造販売の承認の一部変更を申請する見通しなのは、従来株とオミクロン株のBA.1の両方に対応する2価と呼ばれるタイプのワクチンです。
厚生労働省は、10月半ば以降、新型コロナのワクチンの追加接種をオミクロン対応に切り替える予定で、承認されれば、それに使われることになります。
臨床試験では、このワクチンを4回目接種で使用した場合、従来のワクチンを使った場合に比べ、オミクロン株のBA.1に対する中和抗体の量が1.75倍に、BA.5やBA.4に対する中和抗体の量も1.69倍になるとされています。