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東京都、自宅療養者への食料品配送を見直し 調達困難な人に限定へ

2022年7月25日 23:18
東京都、自宅療養者への食料品配送を見直し 調達困難な人に限定へ

東京都は新型コロナの自宅療養者への食料品の配送を行っていますが、感染拡大の継続を受け、申込みを食料の調達が困難な人に限ることとしました。

東京都ではこれまで、新型コロナの自宅療養者で希望する人には、食料品の配送を行っていました。

しかし、感染拡大が続いて自宅療養者の数が25日、初めて15万人を超えるなど急増したことから運用を見直し、配送申込みを同居人や知人から買い物の支援を受けられない人や、インターネットなどでの食料品の調達が難しい人に限る、としました。

また、配送する量を世帯人数3人ごとに1セットとしていましたが、変更後は、人数にかかわらず、1世帯1セットとします。不足する分は追加申請を受け付けるということで、運用の変更は26日からとなります。

都は、この見直しによって、食料を本当に必要とする人に確実に届けられるよう、体制を維持したいとしています。

食料品の配送については、今月17日にも1人当たりの配送量を実質的に減らす見直しが行われていました。