東京都は、物価高騰の影響を受ける都民や事業者の支援策として、都内の店舗で二次元コード決済を利用した人に、ポイントを還元する事業を始める方針を示しました。

東京都が都民生活を支援し、消費を喚起する目的で新たに始めるのは、「暮らし向き向上緊急サポート」です。

この取り組みは、都内のコンビニやホテルなどで、二次元コード決済を使って買い物やサービスを利用した人を対象にポイントを還元するものです。

最大10％、上限3000円分のポイントを還元するということで、決済サービスの事業者数などの詳細については今後、決めていくとしています。

今月の補正予算案に100億円を計上し、開会中の都議会定例会に提出する予定で、100億円のうち、およそ9億円が事務費などに使われる予定だということです。

小池知事は、「還元されたポイントは、様々なサービスに使えるので、景気の刺激になるし、都民生活守ることにつながる」としていて、来年3月から開始する予定です。