60以上の地点で“暑さ”6月の観測史上1位 東京消防庁管内で62人が熱中症で搬送
25日、関東地方を中心に多くの地点で猛暑日となり、群馬県の伊勢崎市では日本の6月の気温として初めて40℃以上が観測されました。
朝から太陽が激しく照りつけた25日、群馬県伊勢崎市では午後2時前に40.1℃を観測、午後3時前には40.2℃まで上昇しました。日本の6月の気温で40℃以上となったのは初めてです。
「暑い!すごく暑い!」
「梅雨の時期続いててジメジメしていたので、カラッと晴れてうれしいというのはあるんですけど、やっぱり暑すぎてもちょっと」
伊勢崎市内の公園では、涼を求めて子どもたちが水遊びをしていました。
「ほんと暑いですね、水遊び目的で公園に来たような感じです」
──どうでした?
「たのしかった!」
このほか、群馬県桐生市で39.8℃、前橋市で39.5℃、埼玉県熊谷市でも38.4℃など、関東甲信から東北を中心に60以上の地点で6月の観測史上1位の暑さとなりました。
東京都心でも35.4℃と今年初めて35℃を超え、猛暑日となりました。都心の気温が6月に35℃を超えたのは、11年ぶりです。
25日、東京消防庁管内では、午後3時までに5歳から92歳までの62人が熱中症で救急搬送されたということです。26日以降も、予報では厳しい暑さが続くということで、こまめに水分補給を行い、少しでも体調が悪くなったら涼しい場所へ移動するなど、熱中症への警戒が必要です。