【台風情報】小笠原諸島接近 暴風に警戒
台風1号は、15日朝から昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。小笠原諸島では暴風や高波、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
■台風1号、小笠原直撃のおそれ
「大型」で「非常に強い」台風1号は、15日午前0時には日本の南を1時間におよそ20キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルとなっています。
台風は、強い勢力を維持して、15日朝から昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。
■暴風や高波に警戒
台風の接近に伴い、小笠原諸島では、次第に風が強まるでしょう。
15日に予想される最大瞬間風速は、50メートルに達するおそれがあります。また、波の高さは12メートルと猛烈なしけとなるでしょう。
暴風により建物に被害が出たり停電が発生したりすることも想定されます。台風接近時には不要不急の外出を控え、窓ガラスの破損などに注意する必要があります。
■土砂災害に警戒
父島や母島ではすでに雨が降り出していますが、台風の接近に伴い、次第に雨脚が強まり、激しい雷雨となるでしょう。
15日0時から16日0時までに予想される雨量は180ミリに達するおそれがあります。大雨による土砂災害に厳重な警戒が必要です。落雷や突風にも注意してください。