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台風1号は15日に小笠原諸島に“最接近” 電柱が倒壊するような猛烈な風も

2022年4月14日 17:43
台風1号は15日に小笠原諸島に“最接近” 電柱が倒壊するような猛烈な風も
台風1号の進路予想(14日午後3時現在)

大型で非常に強い台風1号は、14日午後3時現在、日本の南にあって、時速30キロの速さで北北東に進んでいます。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45メートルとなっていて、小笠原諸島の父島も、風速15メートル以上の強風域に入ったものとみられます。

台風は、この後も北上を続け、強い勢力で15日朝から昼過ぎにかけて小笠原諸島にもっとも接近する見込みです。

気象庁の進路予想によると、父島付近を直撃するような予想となっており、小笠原諸島では一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散するような猛烈な風が吹くおそれがあります。

15日は、波の高さは12メートルに達し、雷を伴って非常に激しい雨が降り、総雨量は200ミリ以上の大雨となるおそれがあります。

小笠原諸島では不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど、暴風やうねりを伴った高波、大雨による土砂災害に厳重な警戒が必要です。

また、伊豆諸島や関東地方の沿岸部でも、16日にかけて風が強く、海上ではうねりを伴ってしけますので、強風や高波などに十分ご注意ください。