日航機墜落事故から37年…酸素マスク見つかる
520人が犠牲となった日航機墜落事故から今年で37年となりますが、墜落現場から今年新たに機体の部品が見つかりました。
日本航空123便が群馬県上野村にある御巣鷹の尾根に墜落し、520人が犠牲となった事故から今年で37年になります。
日本航空によりますと今年6月、墜落した機体に備え付けられていた酸素マスクが見つかったということです。
現在、御巣鷹の尾根では3年前の台風で崩れた川沿いの護岸工事をしていますが、酸素マスクは機体の後方部分がすべり落ちた「スゲノ沢」での工事中に見つかったということです。
去年もエンジンの動力を機体に伝えるギアが見つかっていますが、今回の酸素マスクのように原形を保った状態の器具が見つかるのは珍しいということです。