来年度の68歳以上への年金支給額1.9パーセント引き上げへ 引き上げは3年ぶり
来年度、68歳以上の人が受け取る年金の支給額が、今年度と比べて1.9パーセント引き上がることが決まりました。引き上げは、3年ぶりです。
厚生労働省は、2023年度の68歳以上の人の年金の支給額について、今年度と比べて1.9パーセント引き上げると発表しました。
67歳以下の人は2.2パーセントの引き上げとなります。
また、高齢者が新たに年金をもらい始める場合、国民年金は月額で1434円引き上げられ6万6250円、厚生年金では、夫婦2人分のモデル世帯で、月額4889円引き上げられ22万4482円となります。
年金の支給額は、毎年度ごとに物価や賃金の増減にあわせて改定されますが、引き上げは、3年ぶりです。