9月の有効求人倍率1.34倍 9か月連続上昇
9月の有効求人倍率は1.34倍で、9か月連続で上昇しました。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して、求人がいくつあるかを示す9月の有効求人倍率は1.34倍で、前の月より0.02ポイント上がりました。回復基調が続いていて、9か月連続の上昇です。
また、新規の求人の産業別では、1年前の去年9月と比べて、宿泊・飲食サービス業が29.5パーセントの増加、生活関連サービス業と娯楽業が22.3パーセントの増加などとなっています。
厚労省では、秋の観光シーズンや全国旅行支援の開始で観光客などが増えることを見込み、飲食・宿泊サービスなどの新規求人が増加したとみています。
一方、9月の完全失業率は、前の月より0.1ポイント上がり、2.6%でした。