鉄道遺構「高輪築堤」ARやVRなど最先端技術で体感へ
日本で最初に開業した鉄道の遺構「高輪築堤」で、当時の蒸気機関車が走る姿が最先端技術で体感できるようになります。
東京・港区にあるJRの高輪ゲートウェイ駅周辺で発見された「高輪築堤」は、明治初期に海の上に鉄道を走らせるためにつくられた構造物です。
JR東日本は、現在、建設中のビルのテラスから「高輪築堤」の80メートルの橋台や40メートルの石垣などを眺められる空間をつくると発表しました。当時の蒸気機関車が海の上を走っている様子や町並みを、ARやVRといった最先端技術で再現して体感できるようにし、当時にタイムスリップしたような感覚になれるということです。
公開予定は2027年で、JR東日本は「国内外の人に先人の偉業を体感してほしい」としています。