拉致被害者家族“一刻も早く救い出してほしい”
北朝鮮による拉致被害者の家族が都内で開かれた集会に出席し、困窮している北朝鮮から一刻も早く被害者を救い出してほしいと訴えました。
集会では脱北者から食糧に困窮している北朝鮮の状況などが報告されました。
これを受け、家族会の横田拓也代表は北朝鮮で苦しい生活を余儀なくされている家族を救い出し、高齢化する親世代が生きているうちに全ての拉致被害者を帰国させるべきと訴えました。
横田拓也代表「一刻も早く、解決するその覚悟を岸田総理が行動にあらわして、金正恩委員長と交わしてほしい。 外交を進めてほしいと思っています」
家族会などは今年2月に「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことに反対しない」という運動方針を決めています。