SNSで話題“エビフライ”の遊具 実は…
東京・中野区の公園にある“エビフライ”のような遊具。SNSに写真が投稿され話題となっています。しかし、実は“エビフライ”ではありませんでした。
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私たちは、大きな勘違いをしていました。
記者
「あ、ありました。“エビフライ”の遊具です!」
座る部分は黄色の衣、持ち手は赤い尻尾の遊具。
記者
「あれで遊んだことありますか?」
近所の小学生
「1回だけあります。楽しかった」
東京・中野区の公園にある遊具がいま、話題となっています。
きっかけは、「エビフライ1本のみで勝負してる公園、気に入ってる」との文章とともにSNSに投稿された写真です。
公園がある中野区によると、この遊具はおよそ2年前に設置されました。安全のため、遊具の周りには一定の間隔が必要のため、“エビフライ”の遊具しか置けなかったといいます。ただ、なぜ“エビフライ”なのか、作ったメーカーに話を聞きました。
コトブキ・プロダクトディレクション室 北村美佳さん
「実はエビフライではありません。ミツバチをイメージしたデザインになっています」
実は、モデルとなったのはエビフライではなくミツバチ。尻尾だと思っていた赤い部分は、羽をイメージしているといいます。
記者
「エビフライと言ってしまって申し訳ないです…」
北村さん
「そういわれると、そう見えちゃいますね」
この事実を先ほどの小学生に伝えると…
記者
「実はミツバチ」
近所の小学生
「ミツバ…あー。いろんな見え方がありますね」
実は、約20年前にグッドデザイン賞を受けた、エビフライのようなミツバチの遊具。
北村さん
「ミツバチと思っていただいても、エビフライと思っていただいても、好きなように楽しんでいただければいいと思います」