文科省 休校や学級閉鎖の期間の目安を短縮へ
新型コロナウイルスによる学校の休校や学級閉鎖の期間の目安について、文部科学省は、これまでよりも短縮する方針を示しました。
文科省はこれまで、学校で感染が確認された場合の対応を定めたガイドラインで、休校の期間の目安は「数日から1週間程度」、学級閉鎖は「5日から7日程度」としていましたが、オミクロン株が従来株よりも潜伏期間が短いという特性をふまえ、休校は「数日から5日程度」、学級閉鎖は「5日程度」に短縮すると発表しました。
また、これまで明確に示されていなかった学校の再開時の対応については、「学校医などと相談し、臨時休校を開始してから5日後程度を目安として再開することが考えられる」とされました。
濃厚接触者の特定については、感染者の増加で調査が十分に行えない場合をふまえ、「ガイドラインによらない柔軟な対応を行うことが考えられる」としています。
文科省は、この対応について、すでに全国の教育委員会などに通知したということです。