あわら温泉では去年から「あわら温泉Rebornプロジェクト」が始まっていて、宿泊客の減少といった課題の解決に取り組んでいます。5日に開かれた年賀会では、新幹線開業に向けて県全体の観光業の底上げを図ろうと、決意を新たにしていました。（2月5日）


プロジェクトは芦原温泉旅館協同組合に加盟する15旅館が取り組んでいるもので、旅館の新入社員たちが観光地について知識を深めている他、効率的な誘客に繋げようと宿泊客数のデータの共有も進めています。

■SPA委員会　前田健吾委員長
「旅館単体の"点"ではなく温泉街全体の人材であると捉え、温泉街という"面"を通して活動をしていきたい。また中途社員であったり外国人材も増えているので（そういった）人材にも目を向け活動の幅を広げていきたい」

今後はあわら温泉が福井の観光の起点となり市町とのネットワークを強化して、県全体の観光業を底上げしたいということです。