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県内開業後初めての冬を前に 北陸新幹線の除雪車の点検 積雪時もスムーズに列車を運行へ

2024年11月14日 17:27
県内開業後初めての冬を前に 北陸新幹線の除雪車の点検 積雪時もスムーズに列車を運行へ
福井で初めての冬 北陸新幹線の県内区間で活躍する除雪車の点検(14日午前10時半越前市平林町)

北陸新幹線の福井県内開業後初めての本格的な冬を前に、除雪車の点検が始まり、積雪時のスムーズな列車の運行を支えます。

レール上の雪をかき分ける「ウイング」や、回転しながら雪をかき取る「オーガ」。ラッセル車とロータリー車が一体となった構造の車両で、北陸新幹線の線路を走りながら除雪をします。

県内には初めて7台が配備されました。

■記者
「レール上に11センチ以上の雪が積もる予報が出ると除雪車両が出動」

金沢開業後北陸新幹線が雪を理由に運休したのは3日のみ。

雪国を走る北陸新幹線には、ほかにもさまざまな積雪対策が備えられています。

レールの脇には、高さ最大1・2メートルの溝が掘ってあり、除雪した雪を貯めることができます。

また除雪車両が走らない日中は、新幹線の先頭車両についたスノープラウと呼ばれる板で走行しながら雪をかき分けます。

さらにレール脇には雪を溶かすスプリンクラーも備えられています。

■JR西日本金沢支社 福井新幹線保線区吉川航平さん
「事前に除雪車の点検や線路設備の点検をしっかりと行うことで、利用客に安定した輸送サービスの提供ができるように、万全の準備を整えてこの冬を乗り切りたい」

県内開業後初めて迎える本格的な冬のシーズン。JR西日本では雪による運休ゼロを目指します。

最終更新日:2024年11月14日 19:18
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