敦賀市の海産物販売会社がテーマパーク型の観光拠点整備へ2026年オープン目標
北陸新幹線の当面の終着駅、敦賀市で新たな観光施設を設ける動きです。海産物の販売会社がテーマパーク型の拠点を設け、年間50万人の集客を目指します。
■記者
「新幹線の集客効果を生かした体験型のテーマパーク 観光客を呼び込み、商品をアピールして、事業拡大にもつなげる狙いがある」
観光施設を新しく整備するのは、カニなどのインターネット通販を手掛ける敦賀市の伝食で、敦賀市の第2産業団地で、およそ5000坪の敷地を使って工場と物販、飲食、それに遊具を備えたテーマパークを造ります。
■伝食 田辺晃司社長
「敦賀というか、福井県を代表する観光施設を作りたい 小学校低学年くらいのファミリー層に楽しんでもらえたら」
施設は北陸新幹線の「当面の終着駅」という立地を生かして、初年度は50万人の集客を目指します。
■田辺社長
「カニを食べたい、買いたいという人は、ネット通販や既存の店舗で買うが、カニにもともと興味がない人や、カニのおいしさを知らない人にも好きになってほしい」
この事業はふくい産業支援センターの提案で、国の補助を受けたもので、事業費は非公表ながら30億円以上の規模になるとみられます。
建物は来年春に工事に着工し、2026年の大型連休前のオープンを目指します。