髪の毛で作ったウィッグを子どもたちに提供へ 中学生にヘアドネーションに協力呼びかけ
病気などで髪の毛を失った子どもたちのために、髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」について講演会が18日、福井市の中学校で開かれ、生徒たちは自分たちにもできる社会奉仕活動に理解を深めていました。
福井イーストライオンズクラブが森田中学校で開いた講演会には1年生およそ180人が参加しました。
ヘアドネーションは、寄付された髪の毛で作ったウィッグを、病気や不慮の事故などで髪の毛を失った子どもたちに提供する活動で、啓発に取り組む村木峰子さんが活動の意義や寄付の方法を説明しました。
■講演を聞いて
「よく知らなかったが、自分も髪を伸ばしてまた切ろうと思ったときに協力したいと思った」
福井イーストライオンズクラブでは、髪の毛を寄付したい人と受付団体をつなぐ窓口としての活動も検討していて、県内からの寄付を増やしたいとしています。