積算降水量“100ミリ”超 土砂災害などに警戒を 特急列車など運休相次ぐ 今年1番の大雨
28日の県内は前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、今年1番の大雨となっていて、土砂災害に警戒が必要です。
気象台によりますと、降り始めから同日午後5時までに降った雨の量は、おおいで120.5ミリ、大野市の九頭竜で133.5ミリ、小浜で105ミリなどとなっていて、大野市には午後5時半過ぎに大雨警報が発表されました。
■帰宅途中の高校生
「足が一番ぬれて、今着替えました。早く晴れてほしいと思います」
このあと1時間に30ミリの激しい雨が降る恐れがあり、29日夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで、嶺北で30ミリ、嶺南で20ミリとなっています。
気象台では夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、それに河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。
この大雨の影響で、JR西日本は特急サンダーバードやしらさぎについて、28日夕方以降の運転を取りやめ、終電を繰り上げました。
■大阪からの観光客
「サンダーバードで帰ろうって言ってて。さっき運転見合わせって(聞いた)。友達と長くいれるから良かったかな」
また、JR小浜線も一部の電車を除いて終日運転を取りやめた他、JR越美北線も見合わせました。