「プライベートに干渉しすぎない」「コミュニケーション活発に」 パワハラ防止、どうしたらいい? 住宅メーカーで社員から役員まで参加のワークショップ 県内でのパワハラ相談は574件
職場でのパワハラが社会的に問題となる中、福井市の住宅メーカーで14日、社員を集めた研修会が開かれ、注意すべきポイントなどを話し合いました。
この研修会は職場内でのパワーハラスメントについて社員同士で話し合い、未然に防ぐための対策を考えてもらおうと、福井市の住宅メーカー永和グループが企画したもので、一般社員から役員まで合わせて100人余りが参加しました。
参加者からは「プライベートに干渉しすぎない」とか「コミュニケーションを活発にする」などといった意見が出され、働きやすい職場づくりに向けた行動指針としてまとめられました。
■20代の社員
「年代がバラバラの人たちと会話することが少ないので、こういう場を作ってもらえて実際の仕事で役立てると思う」
ところで福井労働局によりますと、2023年度に県内における職場でのパワハラに関する相談は574件寄せられていて、永和グループでは今回作成した行動指針を職場内に張り出すことで、パワハラの未然防止につなげていきたいとしています。