北陸新幹線が国の審査に合格 斉藤国交大臣「復興の原動力に」 金沢-敦賀間の線路など検査
合格所を受け取るJR西日本の長谷川社長(右)
北陸新幹線金沢‐敦賀間(延長115.9Km)の鉄道施設が国の検査に合格し、国土交通省の斉藤鉄夫大臣は「復興の原動力になってほしい」と期待を示しました。(1月26日)
JR西日本が去年11月に完成検査を申請していたもので、国土交通省から26日、同社の長谷川社長に合格書が交付されました。線路や駅、車庫、信号などについて検査が行われ、国の技術基準に適合していることが確認されました。
■斉藤鉄夫国土交通大臣
「能登半島地震による検査対象施設への被害は生じておらず、検査結果には影響はないことを確認しています。政府としても『北陸応援割』をはじめ、北陸地域の観光復興に向けた支援を行うことにしていて、北陸新幹線が復旧・復興の原動力になるものと期待しています」
JR西日本と国土交通省は、開業に向けて着実に準備を進めたいとしています。