大野市和泉地区で防災講座 自宅で行う「在宅避難」 防災意識を高めて
石川県の能登半島地震を受けて、大野市和泉地区では防災講座が19日に開かれ、住民たちが在宅避難などのポイントを学び防災への意識を高めていました。(1月20日)
明治安田生命が開いた防災講座には、地区の住民およそ30人が参加しました。講座では自宅で行う「在宅避難」を取り上げ、プライバシーや感染症のリスクが少ないといったメリットがある反面、電気や水道などが使えない可能性があるなどデメリットも説明され、参加者は普段から水や非常食などを備えることの重要性を学んでいました。
■参加した人
「過疎地に住んでいるとなかなか周りに店がないので、普段の備えなども改めてなかなかしようと思ってもできないが、これを機会に順次そろえるべきものはそろえていきたい」
また、参加者は地震で割れたガラスでけがをしないための防災スリッパも作り、身を守るための知識をつけていました。