「越前織」とサンリオのキャラクターが初めてコラボしました。繊細に表現されたキャラクターのステッカーで、“推し活”ブームに乗って幅広い世代に越前織をアピールします。

越前織でできたステッカーには、ハローキティやマイメロディなど、サンリオの人気キャラクターがデザインされています。身近なものに貼るだけでオリジナルグッズを作れることから、幅広い世代の注目を集めそうです。

織ネームの生産量で日本一を誇る坂井市丸岡町で受け継がれるきめ細かな「越前織」。松川レピヤンでは今年3月、バンダイのサンリオキャラクターと初めてコラボしたステッカー(全8種類)の販売を始めました。

「越前織」は糸を高密度で織り上げ、縦横1.5ミリの細かな文字や絵柄を表現します。1枚のステッカーを織り上げるのに2500本もの糸が使われていて、丈夫なのも特徴です。

■松川レピヤン 広報 内山華さん
「越前織でしか表現できない線の細さや、極細のラメを2色使って華やかなステッカーに仕上げている。スマホに存在感を持って挟めるような大きさに設定されている」

県内では福井市の西武福井店のサンリオショップで取り扱っていて、新たな織物ステッカーとして越前織のブランド発信に一役買います。