台風シーズンに水害対応訓練 警察がゴムボートでの救助方法など確認 敦賀市総合運動公園
台風シーズンに大規模な水害が発生したとの想定で、敦賀市内の公園で17日、警察官が訓練に臨み、孤立した住民をボートで救助するなど、万が一の事態に備えていました。
敦賀市の総合運動公園で行われた訓練には、敦賀警察署の署員と県警の機動隊員が参加し、公園内の四阿(あずまや)を浸水によって孤立した住宅に見立てて、住民をゴムボートで救助しました。参加した署員は、ボートをこぐ際には4人全員が息を合わせないと直進しないことや、救助した人をボートの中心に乗せることなどを確認していました。
■敦賀警察署 警備課 原田孝志 課長
「いつ、いかなる時、災害が発生するか分からない。今回の訓練に基づき、より一層救助活動に尽力したい」
署員はこの他、土のうでテントを固定する際のロープの使い方などを学び、全国的に頻発している水害に備えていました。