県が子育て支援に取り組む民間の人材を「子ども応援サポーター」に任命 不登校対策やユニバーサルなまちづくりで連携強化
県は新年度立ち上げる「ふく育県推進チーム」で、不登校対策や子育て支援に取り組む民間の人材を「子ども応援サポーター」に任命して、連携を強化していく方針です。
県は新年度の組織改正で、鷲頭副知事をトップとする「ふく育県推進チーム」を設け、部局を横断する形で、より細かく切れ目のない子育て支援につなげます。
この取り組みで、民間で活躍する人材が「子ども応援サポーター」に任命され、不登校対策や居場所作り支援をはじめ、障がいの有無を超えたユニバーサルなまちづくりなどで連携を強化することにしています。
坂井市の山田愛莉さんもサポーターに任命された一人。これまでボッチャを通じた障がい者と健常者の交流会を企画・運営した実績があり、新年度はユニバーサルビーチの実現を目指します。
■子ども応援サポーター山田愛莉さん
「障害があるから、車いすだから砂浜は行けないとか、海に入れないとか、できない でなく、障がいとかそれぞれの事情があってもやってみようと、背中を一押しできるように」
今回任命されたのは13人いて、それぞれの分野で県と連携を深めながら、子どもたちの成長などをサポートする方針です。