次世代の自動車整備士の育成につなげてもらおうと、県内の自動車販売店が19日、専門学科のある高校に、実習用の車を贈り、生徒たちは学びを深める意欲を高めていました。

車のエンジンをかけたり、ボンネットを開けたりして、内部の構造に興味津々な様子の生徒たち。

自動車整備士の育成に向け、福井トヨタが坂井高校に贈ったのは、実際のレースに使われたハイブリッド車と高級セダンの2台です。

■生徒
「こういうラリーカーとか、クラウンなどの高級車はなかなか見られないので、こういう機会がもらえてうれしい」

■福井トヨタ 浮田愼太郎社長
「徹底的に利用してもらって、技術の習得、知識の習得をしてほしい」

贈られた車は、新学期から、分解整備や点検整備の授業で活用されます。