児童がマブナの稚魚放流 臭み少なく甘みが強い 来月1日“寒ブナ”漁解禁 あわら市・北潟湖
マブナの稚魚を放流する児童ら=18日午前10時半ごろ、あわら市の北潟湖
寒ブナ漁の盛んなあわら市の北潟湖で18日、北潟小学校の1・2年生がマブナの稚魚を放流しました。地元漁協では資源量の増加を目的に、毎年稚魚の放流を続けています。
児童はバケツやホースを使って、体長5センチから10センチほどの稚魚およそ1万匹を湖に放流しました。マブナは臭みが少なく、甘みが強いのが特徴で、3年後には水揚げに適した30センチから40センチほどの大きさにまで育つということです。
■児童
「フナが滑り台みたいに滑っているのが、ちょっと面白かった」
■児童
「バケツで流すところが楽しかった。放流したフナが元気に大きくなってほしい」
北潟湖での昨年度のフナの漁獲量は1000キロ余りと、5年前と比べて2倍以上に増えているということです。今シーズンの寒ブナ漁は12月1日に解禁されます。
最終更新日:2024年11月18日 19:19