都市部の大学生が雪国大野で田舎暮らしを体験 牛の世話を手伝い今後の生き方見つめ直す
都会で暮らす大学生が雪国大野に滞在しながら田舎暮らしを体験しています。牧場では、牛との触れ合いを通して、今後の生き方について考えを深めたようです。
牛の乳をしぼるのは大学生です。
3人はいずれも県外出身で、早稲田大学や大阪大学で経済学や人間科学を学んでいます。
■大阪大学人間科学部3年 平根晶 さん
「雪がある生活になじみがなくて、気候も違うし、どんな生活に違いがあるのかがひとつ 人だけでなく、牛がいる生活のリズムに興味があって応募した だんだん牛の名前も分かるようになってきて楽しい」
■大阪大学経済学部2年 佐々木伶奈 さん
「きょうもすごい雪と霧がかかっていて、前が見えない状態でびっくりした 楽しんで作業ができている」
まだ多くの雪が残る牧場でのインターンシップ。
都市部の学生たちに、田舎での暮らしを体験してもらおうと、大野市地域おこし協力隊の川口赳司さんが企画しました。
■早稲田大学社会科学部4年 長沢真路 さん
「住民もあたたかくて、温泉も水もきれいで、魅力的なところはたくさん見つかっている 今後も移住の選択肢になりうる都市だと思う」
■大野市地域おこし協力隊 川口赳司 さん
「その地域に関わり続けるのが大事かなと思う 今回インターンで滞在したのちに、夏休みに合わせて大野に遊び来たり、大野市という地域に関わり続けてほしい」
学生たちは7日まで大野市に滞在する予定で、若者世代との交流などを通して、卒業後の進路を含めた今後の生き方について見つめなおします。