越前市「オーガニック都市」認定 県内自治体で初 地域ぐるみで有機農業を推進 栽培面積や品目拡大へ
地域ぐるみで有機農業に取り組む国のモデル地区「オーガニック都市」に、県内で初めて越前市が認定されました。市では今後、コメを中心に有機栽培の面積や品目を増やして国内有数の産地を目指します。
越前市では昨年度、有機農業の栽培面積は276ヘクタールと全体の7.7%を占め、県内トップクラスの割合となっています。市では今後5年間で有機米の栽培面積をさらに35ヘクタール増やし、販売量を84トン増やすのが目標で、コメを中心に野菜や果物などの栽培品目も増やす計画です。
■越前市環境農林部 川﨑規生部長
「安心安全な農産物だけでなく、地球温暖化対策、生物の多様性を確保する。こういった営みを消費者に理解してもらう」
14日はオーガニック都市宣言に合わせて、市内の農家による特別栽培米のコシヒカリをレトルトパックにした新商品もお披露目されました。コウノトリのシンボルが目印で、コウノトリブランドとして発信します。