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死因は硫化水素中毒 発見当時は防毒マスクを着用しておらず 福島市高湯温泉の死亡事故

2025年2月21日 18:44
死因は硫化水素中毒 発見当時は防毒マスクを着用しておらず 福島市高湯温泉の死亡事故

福島市の高湯温泉で源泉を管理するホテルの従業員ら3人が死亡した事故で、死因が硫化水素中毒だったことがわかりました。

2月18日、福島市の高湯温泉で源泉を管理するため山に入ったホテルの従業員ら3人が死亡しました。

3人は源泉につながる硫化水素の濃度が高い山道の入り口近くで見つかっていましたが、警察は21日3人の死因が「硫化水素中毒」だったと発表しました。

硫化水素中毒は高濃度の硫化水素が体内に入ることで起きる症状で呼吸困難などに陥り死に至ります。

また、捜査関係者によりますと、3人は発見当時、防毒マスクをしていなかったということです。

警察は3人が死亡した経緯を調べるとともに、ホテルの安全管理に問題がなかったかなど捜査を進めています。

最終更新日:2025年2月21日 18:44
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