“酸素欠乏症”と診断 いわき市の医薬品工場で作業 10人が体調不良を訴える
いわき市の医薬品工場で作業をしていた従業員10人が、いわゆる「酸素欠乏症」と診断され、このうち7人が入院し治療を受けています。
警察によりますと、10月8日午後5時ごろ、いわき市泉町の「第一三共ケミカルファーマ小名浜工場」で、作業を終えた20代から50代の男性従業員10人が体調不良を訴えました。
その後、病院を受診したところ「メトヘモグロビン血症」いわゆる「酸素欠乏症」と診断され、このうち7人が入院して治療を受けているということです。
いずれも命の別条はありません。
当時従業員らは、防護服を来て医薬品の原料となる粉末から異物を取り除く作業を行っていたということです。
警察は、従業員らから話を聞くなどして原因を調べています。
最終更新日:2024年10月9日 18:00