発生すると極めて高い重症化率 トラクターなどの事故に注意・福島
福島中央テレビ
郡山地方広域消防本部組合は12日、農作業時のトラクターなどが関連した事故の過去10年分(2014年~2023年まで)の統計を発表しました。
それによりますと、トラクターや耕運機などの横転や巻き込まれ事故で109人が救急搬送されていて、そのうち6割以上(62.4%)の68人が入院が必要な症状、もしくは死亡に至っているという結果でした。
事故が起きると重症化率が極めて高いことがわかります。
また発生月別の救急搬送数をみると、10月が最も多く25人、次いで4月が17人、5月が14人で、田植えと稲刈りシーズンに集中しているということです。
これから稲刈りをはじめとした農作物の収穫時期を迎えるため、郡山地方広域消防本部組合が注意を呼び掛けています。