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専門家会議 第6波は「2月上旬に全国的にピークを越えた」

2022年2月16日 23:53
専門家会議 第6波は「2月上旬に全国的にピークを越えた」

新型コロナウイルスの感染状況などを分析する厚生労働省の専門家会議は、ほぼ全ての年代で減少傾向がみられるとして、第6波について「2月上旬に、全国的にピークを越えたと考える」との分析結果を示しました。

感染研・脇田隆字所長「全国の感染者がピークを越えたと考えています。2月上旬にピーク越えたと」

専門家会議は、全国の感染者は前の週と比べて0.90倍となり、まん延防止等重点措置の対象の36都道府県でも、32都道府県で前の週を下回ったとして、「地域によってばらつきはあるが、全国的に2月上旬にピークを越えたと考えられる」と報告しました。

ただ、年代別にみると、ほぼ全ての年代で減少傾向となっているものの、高齢者で、特に80代以上ではゆっくりと増加しているとして、高齢者の入院が増加することや、死亡者が今後も続くとの懸念を示しました。

そして「今後、感染者に遅れて重症者、死亡者のピークがくると考えられるので、なるべく感染者数を減らすことが重要だ」と指摘しました。