1都5県で“インフル”流行の目安超える 「同時流行」感染対策を呼びかけ 加藤厚労相
加藤厚生労働相は、東京や神奈川など1都5県で季節性インフルエンザの流行の目安を超えたとして、年末年始の新型コロナウイルスとの同時流行を見据えて、感染対策を呼びかけました。
加藤厚労相「季節性インフルについては、一部の地域で増加傾向が継続し、引き続き感染の動向に注意が必要です」
加藤厚労相は、季節性インフルエンザが一部の地域で増加傾向にあり、東京、神奈川、青森、岩手、富山、熊本の1都5県で、流行の目安を超えたと明らかにしました。
これまでの動向から6週間から8週間程度でピークに向かって増加するとして、引き続き注視する意向を示しました。
一方で、新型コロナウイルスの感染者も全国的に増加傾向が続き、一部では、発熱外来の逼迫(ひっぱく)の兆しが見られるとして、年末年始の新型コロナとインフルエンザの同時流行の警戒のため感染対策を呼びかけました。