KDDI通信障害 気象庁が再発防止を要請
KDDIの通信障害で気象観測システム「アメダス」の観測データの収集・配信ができなかったことを受け、気象庁は、KDDIに再発防止に取り組むよう要請しました。
斉藤国交相「アメダスによるリアルタイムの観測データそのものは、地域の方々や防災関係機関にとって重要なデータとなっております」
斉藤国交相はこのように述べた上で、気象庁からKDDIに対し、再発防止に取り組むよう要請したことを明かしました。
通信障害の影響で、4日夕方までに、1284のアメダス観測点のうち最大で約550地点のデータの収集や配信ができなくなりましたが、順次、現地の観測機器に保存されているものを可能な限り収集するということです。
斉藤国交相は損害賠償については「気象庁において、KDDIとの契約に基づき適切に対処する」としています。