福岡県筑紫野市で強盗事件です。25日早朝、カラオケ店に客として来ていた男が従業員を刃物で脅し、現金8万円余りを奪って逃走しました。

■奥村誠悟記者
「男はこちらのカラオケ店から金を奪って逃走したとみられています。現在、警察による鑑識作業が行われています。」

25日午前4時50分ごろ、福岡県筑紫野市塔原東のカラオケ店で、客として来ていた男が、19歳の男性従業員にカッターナイフのような刃物を突きつけ「強盗ですけど、お金を入れてください」と脅しました。

男は袋に金を入れるよう要求しましたが、従業員に拒まれたことから、レジから現金およそ8万1000円を奪い、走って逃げました。

警察や店によりますと、男は24日午後8時ごろに1人で店を訪れ、事件の直前、閉店時間のため従業員からインターホンで退店を促されると、レジまで出てきて「今、お金を持っていないので別の人が持ってくる」と話しました。その後、閉店作業をしていた従業員に刃物を突きつけたということです。

従業員にケガはありませんでした。

逃げた男は20代くらい、身長165センチくらいの中肉で、髪は黒く、メガネをかけ白いマスクに黄色の半袖シャツと黒い長ズボン姿だったということです。

警察は、強盗事件として男の行方を追っています。