【注意】街なかでイノシシに襲われる被害相次ぐ 福岡市と久留米市で4歳を含む6人ケガ「後ずさりしながら遠ざかって」
福岡県内の街なかでイノシシの出没が相次いでいます。10月31日と11月1日で、4歳の女の子を含む6人がケガをしています。
こちらは11月1日午前10時ごろ、福岡市東区の名島橋付近で撮影された映像です。1頭のイノシシが川を泳いでいました。その前の午前8時ごろには。
■山本竜誠記者
「福岡市東区の松島小学校のすぐそばです。この付近でイノシシの目撃情報が相次ぎました。イノシシは川の方向に逃げました。」
松島小学校周辺でのイノシシの目撃情報は、午前8時10分までのおよそ20分間で10件ほどが警察に寄せられました。
松島小学校付近から、イノシシが映像で捉えられた名島橋付近までは3キロほどの距離です。同じイノシシが移動したのでしょうか。
警察によりますと、40代の男性がふくらはぎをかまれたほか、男性警察官が捕獲を試みた際、すねをすりむくなど、合わせて男性4人が軽いケガをしたということです。
また、福岡県久留米市の住宅街では10月31日、4歳の女の子と50代の男性がそれぞれ、別の時間帯にイノシシに襲われ、軽いケガをしました。
福岡市内では30日にも城南区梅林でイノシシが目撃されていて、福岡市の担当者はイノシシを見つけた際は「刺激せず、後ずさりしながら遠ざかってほしい」と呼びかけています。