「新型コロナのワクチン接種で死亡」と訴え 国などに1400万円の損害賠償を求める 福岡地裁小倉支部
新型コロナウイルスのワクチンの接種が死亡の原因だと訴えています。
国などを訴えているのは、3年前に死亡した愛知県の男性の北九州市に住む遺族です。
訴えによりますと、男性は3年前、新型コロナのワクチンを接種し、その後、抗原検査で陽性となり、病院に入院しました。
男性はワクチン接種からおよそ3週間後、別の病院で死亡しました。
男性の遺族はワクチン接種が死亡の原因として、国や製造元のファイザーなどにおよそ1400万円の損害賠償を求めています。
福岡地裁小倉支部で1日から始まった裁判で、遺族は「ワクチンの安全性を検証しないまま承認した」などと訴えました。
一方、国などは「ワウチンと死亡の因果関係はない」として請求の棄却を求めました。