北九州市の鳥町食道街で起きた火災から10日で1週間です。被災したアーケードの通行止めが、このあと正午に解除されます。一方で、火災で出た大量のがれきを撤去するめどは立っていません。

1月3日、北九州市小倉北区の鳥町食道街で起きた火災では、飲食店など36店舗、およそ2900平方メートルが焼損しました。

鳥町食道街に隣接する魚町銀天街もアーケードが焼け通行止めとなっていましたが、安全が確認されたとして、このあと正午に通行が再開されます。

一方、北九州市は今回の火災で出た、がれきの量をおととし4月に起きた旦過市場の1回目の火災と同じおよそ2000トンと見込んでいます。

ただ、北九州市は、被災した建物の解体や処理場への運搬にかかる費用は自己負担としていて、大量のがれきを撤去するメドはたっていません。