【全国初】ふるさと納税を活用して社会課題の解決を スタートアップ企業に寄付金を全額交付へ 福岡市
全国初の取り組みだということです。社会的な課題の解決を目指す企業をふるさと納税で支援します。
■福岡市・高島市長
「子育て、環境問題、いろんなソーシャルの課題はあると思いますが、こうしたものを解決する新しい取り組みがスタートしますので、ぜひスタートアップのみなさんにご応募いただければと思います。」
福岡市がことし新たに始めるのは、ふるさと納税で集まった寄付金を、社会や地域の課題解決に取り組むスタートアップ企業に補助金として全額交付する取り組みです。
企業はどんな事業に取り組むのか、ふるさと納税のサイトでアピールし、750万円以内で設定した目標金額に寄付が達した段階で交付金を受け取ることができます。
およそ3か月の期間内に目標金額に達しなくても、集まった寄付は企業に交付されます。
市民などの要望が高い社会的な課題を解決し、より暮らしやすい街を実現することが目的で、福岡市によりますと全国で初めての取り組みだということです。
8日から参加企業の募集を始め、10社ほどの企業を選定した上で、7月からふるさと納税のサイトで寄付を募る予定です。