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「認知症は終わりではなく始まり」 認知症に理解を 北九州市でシンポジウム

2023年9月26日 19:11
「認知症は終わりではなく始まり」 認知症に理解を 北九州市でシンポジウム
認知症に理解を 北九州市でシンポジウム

認知症を正しく理解してもらおうというシンポジウムが、北九州市で26日に開かれました。

北九州市は9月の1か月間を『認知症啓発月間』として、認知症への正しい理解と知識の啓発を進めています。その一環で開かれた26日のシンポジウムでは、6年前に認知症と診断された北九州市の沼田賢一郎さん(76)が講演しました。

沼田さんは現在妻のサポートなしでは日常生活を送れませんが、患者同士の交流を通して前向きになれたという経験を話しました。

■認知症と診断された 沼田賢一郎さん
「認知症になる前の幸せより、今がちょっと幸せかもわからんと。認知症になっても終わりではありません。始まりです。」

このほか、JR小倉駅のJAM広場では、認知症の人の作品も展示されています。

北九州市の『認知症啓発月間』は9月30日(土)までです。

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