勤めていた会社から、およそ1億2000万円を横領した疑いで9日、福岡県大任町の42歳の女が逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、福岡県大任町の自称パート従業員、近藤 純容疑者（42）です。

警察によりますと、近藤容疑者は2023年11月から12月にかけて、経理担当として勤めていた建設会社から23回にわたって合わせて1億2150万円を横領した疑いが持たれています。

建設会社から「会社の口座の残高が極端に減っている」と警察に相談があり、社内調査や金融機関の防犯カメラなどを捜査し、近藤容疑者の関与が浮上しました。

警察の調べに対し、容疑を認めていて「SNSで知り合った人に勧められた投資先に振り込んだ」と話しているということです。

警察は近藤容疑者が複数の口座に全額入金していることを確認していて、詳しい捜査を進めています。