いじめレスキューセンター開設へ 必要に応じて弁護士などが学校訪問も 福岡県
福岡県は、学校でのいじめに悩む子どもとその保護者を支援する、いじめレスキューセンターを開設することを発表しました。
■服部知事
「相談対応のみならず、いじめの解消に向けて、学校側との調整、その後のフォローアップまで行います。」
福岡県が11月開設する、いじめレスキューセンターには、社会福祉士などが常駐し、学校でのいじめに悩む子どもやその家族からの相談に電話やメール、面談で応じます。
必要に応じて弁護士などが学校を訪問して、事実関係や相談者の訴えを共有し、学校側の認識や対応状況を確認します。
【第三者が入り早期発見と解決図る】
福岡県内のいじめの認知件数は、昨年度およそ1万7000件に上りましたが、学校側と当事者の子どもとの話し合いが難航し、問題が長期化するケースがあるということです。
福岡県では、学校外の第三者が入ることで、いじめの早期発見と解決を図り、不登校などを防ぎたい考えです。