福岡県大任町 情報公開請求“誰でも”可能に 永原町長「議員からの要望が増えたため」
福岡県大任町の議会は25日、情報公開に関する条例の改正案を可決しました。これまで町民しかできなかった公文書の情報公開請求が、誰でもできるようになります。
25日に9月定例会の最終日を迎えた大任町議会では、町の執行部から情報公開条例の改正案が提出され、可決されました。
大任町はおととし、反社会的勢力の介入を避けるためとして、情報公開条例を改定し、請求者を町に1年以上住む町民に制限していましたが、再び誰でも請求可能な状態に戻ることになります。
今回の条例改正の理由について、永原町長は「議員からの要望が増えたため」としています。
一方で、町役場や議場の中での撮影や録音は許可されておらず、議場の様子を放映するモニターを庁舎の外から撮影することしか認められていません。