【看護週間】助産師が出前授業 看護師の魅力をアピール
5月12日から18日は「看護週間」です。少子高齢化などで看護師不足が懸念される中、看護の魅力を広く知ってもらうための出前授業が開かれました。
■助産師
「どう?結構重たい?」
■児童
「頭が重い。」
■助産師
「みんなこうやって抱っこされて育ってきたね」
広島市内の小学校では、助産師が児童約100人に出前授業を行いました。若者に看護への興味を持ってもらおうと日本看護協会は、今週一週間を「看護週間」としています。子どもたちは、妊娠中の体の重さを体験するなどして、妊婦の苦労を学びました。
■児童
「大変なんだって分かります」
■児童
「子育てする時に、お母さんたちがすごいなと思った」
人手不足に直面する看護業界。少子高齢化で需要が増える一方、このまま対策を講じなければ、看護師のなり手は年々減少する見込みです。
広島市民病院では、看護師を確保するため「学生」に注目します。
■広島市民病院 瀬良栄子 副看護部長
「看護の担い手が減ってしまうので看護学を目指された人が看護師になってもらえるよう積極的に看護学生の実習の受け入れを当院はしてはいる」
看護職の人材確保へ。「看護週間」の18日まで、全国15県で看護の魅力を伝える催しが開かれます。
《2024年5月13日》